スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

クロスカントリースキーの90分コース

Bossard/KVT Langlauftag mit Seraina Boner in Davos (3.1.2014)

 

クロスカントリースキーの初心者向けコースに参加してきました。

ドイツでも何度か雪のあるところへ行って経験した事があるのですが、どうにもこうにも運動神経の悪さもあいまってちゃんと楽しめていないのでは?と気にしていました。

 

クロスカントリースキーとは簡単に説明すると、細長いスキー板とストックを使って、既にシュプールのあるなだらかな雪の上を前に進むだけというもの。

 

スキーも何度か行ってますが、恐怖心が前に出てほぼ楽しめてないのですが、クロスカントリースキーなら危険でも無さそうだし、と気楽にできているとは思います。

 

それでも周りの人に比べると何とも不器用さが顕著なので、いちど習った方がいいのでは?と夫が探してきてくれました。

 

場所は家から車で45分ほどのところにあり、家のある場所は標高400m位ですがそのスキー場は標高700m位のところにあり、家の付近で雪が降っていなくても、そこでは降っているというような場所です。雪のあるところへすぐに行けるのは、山々の多いスイスならではの冬の楽しみ方かもしれません。

 

90分のグループコースで30フラン(約3300円)、スキー板やストック、靴までレンタルさせてもらってこのお値段!しかも最新のもの。

物価の高いスイスでは破格のお値段でございます。

 

最初にグループを二つに分けられ、クラシックというシュプールの上を前進するだけのグループか、スケートというシュプール無し、スキー板を逆八の字にして前進するグループ。

 

私達はもちろん簡単な方で…。指導者一人に対して8人の受講者、という構成でした。

 

ストックの紐の長さの調整が大事なようで手の大きさに合わせて指導の方が一番最初に調整してくださいました。その後は、手の上げ方から下げるタイミング、どこで力を入れる、とかカーブのコツ、ブレーキのやり方など、ざっくりですが教えて下さいました。

 

大方の予想はできてたのですがやはり私が一番ダメ受講者で後半の自由時間ではマンツーマンレッスンになってしまいました。

 

いや、しかし人から教えてもらえるというのはやはり有難い。

何となく出来ていることでもプロに教えてもらうと細かい訂正ができたり、そのおかげでもっと楽しめるようになったり。それが、この人件費が最強に高いスイスで90分コースでたったの30フランって?!大丈夫なのーー!?と思いましたが、もっとスイス中で多くの人にクロスカントリースキーをしてもらいたいそうで、広めるためのお値打ち価格なようです。

 

そして最初っから懸念していた、やはりスイスドイツ語での指導…。

 

7割位は分かるのですが、残りの3割が急に分からなくなるのでドイツ人夫に通訳として横についてもらいました。やっぱりスイス(ドイツ語圏)生活、スイスドイツ語が分からないとできない事が多いなと実感しました。頼めばスイスの方はすぐに標準ドイツ語に切り替えてくれるのですが、申し訳なさと自分に対して「じゃあいつになったらスイスドイツ語を理解するわけ?!」という思いもありますので(;´д`)。。。

ここはスパルタで…。

 

そういえば、スキー板やストックのレンタル小屋が人でいっぱいでぐちゃぐちゃなのに、ちゃんと何とか貸し出してもらえて、思ったよりちゃきちゃき、と事が進むというスイス流に感動しました。

 

帰りは念願のマクドナルドへ寄ってセットを食べて来たのですが、渋る夫が店内が綺麗な事に驚いていました。

彼の腹痛の原因になるから、とあまりファーストフードへ普段は行けないのですが今回は無理やり一緒に来てもらい、たまたまですが同じセットを食べました。

 

外から見るとコンクリートがポツン、の建物でこの施設は大丈夫なのか?!と思う雰囲気なのに中に入ると綺麗で暖かみがあるというのが私が経験したスイスでのよくある印象ですので、今回もそのギャップに驚いたのでした。

 

どこでもこういう訳ではないと思いますが、期待していないとその分ギャップに対する驚きが大きい。

 

クロスカントリースキー、冬が終わる前にあと1,2回は行ってみたいです。

 

習ったことをどれだけ実践できるかチェックしなければ。

詩の朗読会

4. U20 Poetry Slam Vorarlberg

 

クリスマスプレゼントに、詩の朗読会のチケットを貰いました。

 

Poetry slamという名のイベントで、参加者が自作または多作の詩を詠み、他の朗読者と対決し観客が勝ち進む人を決めて、最終的に優賞者が決まる、というものでした。

 

ドイツでも何度か名前を聞いたことのあるイベントで、そこそこ有名なコメディアンがその朗読会の出身だったり…とどこかで耳にした事があるものでした。

 

行く前は、スタンドアップコメディみたいに誰かが一人で面白い詩を詠むのかと思い込んでいたのですが、行ってみたら面白くなくてもとにかく詩を詠むのなら何でも良いとのこと。

 

100人くらいが座れる小規模な会場で、開演ギリギリに行ったので最前列の席しか空いておらずスピーカーの真ん前に座るしかない、という初っぱなからの失態…

 

うすうす気づいていて懸念してはいたけど…やはり司会の人がスイスドイツ語で話し始めた…!

だってここはスイス(ドイツ語圏)だもの…スイスドイツ語で喋って何が悪い!!

 

で、でも私はあんまり理解できないから…あと二時間楽しめるのかなーん(;´д`)??と一気に不安になりました。

 

その方の説明によると、合計8人がオリジナルの詩を朗読し、第1ラウンドで4人に絞り、第2ラウンドで二人に、第3ラウンドで優賞者を決める、との事でした。

 

勝敗は観客の拍手とリアクションの多さで決まる、とか。人を罵倒したり傷つけることを朗読するのは禁止、とのことでした。

 

最初に司会の人も簡単な詩を詠み…

その後すぐ東スイスから来たという女性がノートを開いて詩を詠み始めました。

うん…スイスドイツ語…まあまあ分かるが完全には理解できず。でもどんどん早口になる詩に惹き付けられ…あっという間に6分経って終わりました。

 

次も女性で、今度は最初の挨拶はスイスドイツ語だけど詩自体は標準ドイツ語だったので理解できました。市販のカレンダーになりきって詩を詠むというものでしたが、会場は共感できる部分が多かったからか爆笑していました。

 

その後も男性が朗読しスイスドイツ語だったり、標準ドイツ語だったり…

 

日本でも普段は方言を話していても、詩となると標準語というものが多いので、同じようなものなのかもしれません。

 

なので思いの外、内容が理解できて楽しめました。

制限時間は6分なので、それを越えそうになると司会の女性が朗読者の横にじわりじわり、とにじりよってきてプレッシャーをかけるという方法でした。

 

一人スキンヘッドの女性がいて、ファッションでスキンヘッドなのかと思いきや抗がん剤治療の影響で髪がないとのこと。

病院が嫌いな理由、理想の病院、悲しくなる理由、などを詩にして詠んでいました。

 

この時ほど、チクショー!なぜこの詩に限って標準ドイツ語なんだ!聞き取れるじゃねーかよぉーー!と思った事はありませぬ。

さすがに心に響くので泣きそうになるわで、一人慌ててしまいました。

他の観客も同じようなものでしたが。

 

優勝は二番目にカレンダーになりきって詩を詠んだ女性でした。

三回彼女の詩を聞きましたがどれも表現力豊かで笑うところも多く、なによりも彼女の存在感が強くてそこに惹きつけられた気もします。

 

他の人の詩だって十分面白いのに、彼女が出てきた時の自信と余裕と穏やかさ、全体的に愛があるような、会場がその雰囲気に包まれるので詩の内容も大事だけど本人の雰囲気とかも影響するんだろうな、と思ったのでした。

 

プレゼンでも内容は良いのに本人が自信なさげだったりすると、伝わってこなかったりというのがあるし、逆に内容はふわふわしているのに自信のある人が話す事にはひきこまれたり…と人間の発するものは形あるものだけで構成されていないところが、いつも感動するところ。

 

ああいう熱気の中にいて、ただの観客なのに緊張に包まれてしまう感じ、たまに触れると生きてる!という実感があり好きです。

 

また、何かの舞台を見てみたいな。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ語 オフィスワーク用の解説です

最近、ツイッターでオフィスワーク用のドイツ語をつぶやくことにしました。

 

リンクはこちら↓

ドイツ語 オフィスワーク用 🇩🇪🇨🇭🇦🇹🇱🇮 (@ttCuztZ9zPm8GF7) an: https://twitter.com/ttCuztZ9zPm8GF7?s=09

 

以前から簡単なオフィスワークで使えるドイツ語のテキストがないだろうか、と長い間探していました。

 

ドイツ語で書かれたビジネスドイツ語の書籍も売っているのですが、私の知っている限り最新版をあまり見かける事がなく、あっても私の仕事には合わない。また、お医者さんや弁護士など専門職向け用語のものも多く、欲しいものが見つかりませんでした。

 

日本語で出版されているものもあるのですが、どうにも私の仕事に合う感じがしない…。(私の仕事に合わないだけで、不評という事ではないです。)

 

じゃあ、合うものがないのなら仕事で普段触れているドイツ語を集めてまとめればいいか~、と思い付きました。たぶん他にも必要な人がいるだろうし、ついでに人に見てもらえるようにしよう、と思いツイッターでつぶやくことにしました。

 

ただ、ドイツ語/カタカナ発音/意味、を載せているだけなのでドイツ語を勉強し始めたばかりの方には解説なく意味不明かと思われます。

 

対象者は日常会話が出来る方、だと思うので本来は発音のカタカナ表記などは不要だと思います。

 

ですが…少しでもドイツ語の事が気になるな、という方に覗いて欲しくて、別に勉強しなくてもいいから、ドイツ語ってこんななのかと少しでも知ってもらいたくてわざとカタカナ表記をつけています。

 

知らない外国語の文章を見た時に、意味は分からなくても発音がカタカナで書かれていたら、まるまる信じはしないけど「こういう感じなんだな。」と知れると私は嬉しいので。

 

皆が皆そうではないですが、色んな可能性があることが喜ばれる時代なのであえて意味をなさないであろう、と思われることも自分が気になるならやっても良いかな、と。

 

そして以下に、このオフィスワーク用つぶやきの長所も綴りたいと思います。

 

・現在使われているものを集めているので、生きたドイツ語だというところ。

・社内で働くドイツ、スイス、オーストリア出身の方のドイツ語を集めているところ。

・またドイツ各地から来ている同僚と、ドイツ本社で働く人々のドイツ語を集めているところ。地域も年代も性別もバラバラの人々のドイツ語です。

 

日本でもそうですが、地域や世代、性別で使う表現が違ったりするのでその偏りを減らせる(というか雑多?)というのは長所だと思っています。

 

ただ、業界の偏りはあるので、この業界のオフィスワーク用のドイツ語でしょ!!と指摘されてしまうと返す言葉がありません。

 

ファッション業界、教育関係、飲食関係…など業界によって使う表現の偏りがあると思うのですが、ここで集めているのはできるだけ、どこの業界かは問わず、一般的なオフィスワークに使えるものにしています。

もちろん私の独断と偏見ですので悪しからず。

 

また、口語と文語も混ぜて表記しています。仕事上で使うとなると、人によってはまるで文語のような表現ばかりを使う人もいますし、当然のことながら日常会話で使うような簡単な表現を多く使う人もいます。

 

前述したように、ドイツ語で日常会話が出来る方を対象にしているので、感覚的に口語か文語か分かってもらえるかと思い、どちらも混ぜてつぶやいています。メール用のものなどには分かるようにコメントも添えています。

 

極端な言い方をすると、ぶしつけな端的な表現以外は難しく長ったらしいものでも仕事上では話し言葉として使われる事が多いので、むしろそういう表現は口語で使っても問題がないと思います。

 

あとは、見かけはするけど自分から使うことは無さそうだな、と思うような表現もつぶやくことにしています。

 

そんなこんなで、日常会話が出来る方を対象に、としながらも全くドイツ語に触れたことのない人にも見てもらおう、と思って間口は大きくしているつもりです。

 

そしてもちろん日常会話なんぞ関係なくドイツ語を勉強中の方にも見てもらって、こんな風に表現するんだな、とチラっと思ってもらえるだけでも嬉しいです。

 

他のツイッターのつぶやきやインターネット上で沢山のドイツ語の表現に触れられるので、私のつぶやいたものをどこかで目にすることもあるだろうし、その逆もあるだろうし何度も目にすることによってその表現に慣れてもらえれば本望でございます。

 

 

 

スイスで車を買った話

88mph... Back to the Suburban


*最初にことわっておきますが、車を購入したのは夫であってペーパードライバの私には車に関する詳細は不明ですので、その辺の話はできませんのであしからず。

 

夫がスイスで車を購入しました。新車ではなく中古車なのですが新車のような見た目で走行距離もさほどある訳でもない、というなかなかのシロモノです。

 

以前乗っていた車も中古車で、もう5年位は乗ってたかと思いますが時々思い出したかのように変なエラーが出たり、消えたり、そして数ヶ月間何も無かったのにとうとうブレーキの効きが悪くなったので買い換えることにしました。

 

数年前にエラーが出始めた頃から、夫が車雑誌を買って買い換えるならどれにしようか、などと散々夢見ていたのですが買い換える決定打のブレーキ問題が出る前に、ちょうどチューリッヒで行われた車の展示会に行っていました。

 

人からいただいた無料の入場券だったので、まあ気軽に、気負わず、と行った割には何台か気になる車ができたようでその後もネットで詳細を調べられているようでした。

 

展示会で気に入った車をネットで見つけたところ、正規のディーラーで扱っているけれども中古車、という事でした。

 

購入前にまずはディーラーへ行き、試乗させてもらいました。

すわり心地、高速道路での走行っぷりのチェック、ナビやラジオ、音響のチェックを事細かに…夫が確認していました。

 

私は運転席の横で静かに座っているだけなので、別段やることもなく。。。

正直、車に全く興味がないので言えるコメントが直感にそったものしかなく…

申し訳ないけれども、、、でも直感では色も形も私好みだし断る理由はないよ!と伝えておきました。

 

試乗のあと、担当者のデスクで詳細を聞き、ブレーキ問題が出てしまっている車を引き取ってもらえるのかと聞いたところ、3社にすぐ電話してくれ買取価格を調べてくれました。悲しいことに一番高くて600フラン(約7万円弱)という事でしたが、自分で他に買い取ってくれるところを探して電話して、引き取りに来てもらって…の手間を考えると新しい車を引き取りに来た時に、古い車をその場ですぐに引き渡せるのはかなり楽チンなのでは?と。

 

見積書を貰って、一晩寝て考えますと言って家に帰りました。

 

ちょうど週末だったので、実質二晩…、もちろん安いものを買うわけではないので、よーく吟味して決めなければいけないという夫の気持はよく分かるのですが、週末の二日間ずっと興奮気味で、どうしよう、と彼の頭の中の考えをあれやこれや何度も説明されたので最後の方は結構うんざりしていました。ごめんよ。。

 

結局、二晩寝て、考え尽くして週明けにすぐに購入したい旨をディーラーへ伝えて、試乗した一週間後には購入となりました。

 

今まで乗っていた車にも未練があったので、サヨナラ…と言いつつ車内や車外の写真を撮って、しんみりしながら引き渡しました。

 

担当者のデスクで新しい車についての説明を受けている時に、他の従業員が以前の車からナンバープレートを取って、新しい車に早速付け替えていました。

他の国ではどうなっているのか分からないのですが、スイスはナンバープレートが気楽に取り外しできる国なようで、取り付けもさくっと終わりました。

 

車内の操作方法の説明を聞いて、いただいた美味しいコーヒーを飲み干して、いざ出発!と思ったところでイタリアンワインやオリーブ、スナック、ペーストなどの詰め合わせセットをいただきました。

 

クリスマス直前だったので、ドイツ語でメリークリスマス!と言いながら渡されたのですが恐らくどんな時期でも車の購入者にプレゼントするものかと思われます。

 

驚いたのが、その詰め合わせセットを提供しているグルメショップが私の住む街にあって、最近になってそんなお店があるというのを知って、気になるお店なので一度入ってみたいな、と思っていたのです。

そこの詰め合わせセットをいただけるなんて!しかもディーラーの場所は別の街にあり、我が家から車で10分ほどですが間に別の街もいくつかあって離れているので、これまたなぜ私達の街にあるお店のグルメセットなんだろう、という感じですが。

嬉しい驚きでした。

 

車を引き取った後はすぐに家へ帰りましたが、その後何回か乗って今のところ夫は満足しているようです。

 

我が家の車の買い方のポイントは、スイス国内を走る時は山へ登りやすいもの。

スイス国外を走る場合はドイツのアウトバーンなど高速を長距離走る用、という事。またドイツでは最近ディーゼル車の走行禁止の街などが増えてきているのでディーゼル車以外、で探しました。

 

そしてもちろん、見た目やデザイン、私達の心にぐっとくるもの。

いつ見ても、買って良かったなぁ~と思えるもの。

 

という事で、そのような車に出会ったので新しい家族の一員とすべく愛でていきたいと思います。

  

さようなら、大好きだった無敵感

 

CHUR traindoors 2

スイス鉄道の乗り放題パスを半年ほど使って、最初は二等車と言われる誰でも乗れる車両に乗っていたのですが、数ヶ月経つとスイス鉄道からなぜか一等車に乗り換えませんか?という手紙が届いて、しかも割引券付きだったのです。

 

その割引券を利用すると、実質最初の二ヶ月間は二等車のみの車両に乗れる乗り放題パスよりもお安くなるので、使う手はないという感じでした。

 

早速、一等車に乗り換えるべく申し込みをしに行き、晴れて毎日一等車にのって通勤する事になりました。

 

一等車の良い所は、やはり静かなところ。そして年齢的にも若い人よりもお年を召した方やビジネス目的で乗車されている人が多いので騒がしくないところ。

 

時々、週末の晩などは二等車に乗るとビールを持って大騒ぎする若者の団体の近くに座らないといけない事もあり、仕方ないけれどできれば避けたい、という状況もありました。

 

なので、一等車でそこを避けられるのはやはり嬉しい。

 

しかし一等車はビジネスマンも乗っているので、自分の前後をラップトップで仕事しながらキーボードをカタカタしている方が座っていたり、もあったのでこのカタカタ音をちょっと避けたいなぁ、なんて時もあります。

 

そして、一等車のもう一つの良いところはお祭りやイベント事に行った帰りの車内でギューギュー詰めになる事なく、割とゆったりと座席に座って家に帰ることが出来る、という点です。

 

一般販売されている乗車券は二等車専用なので、当然のことながら二等車は人でいっぱいになってしまいます。一等車はお値段が高いので、その分を支払った人だけが乗れる、という。お金持ちが権利を買えるような仕組みです。

 

こういう利点もあり、更にスイス鉄道のパノラマ列車にも追加料金なく乗れるという事でゴットハート急行と、ベルニナ急行、というものにも乗りました。

 

やはりそこそこ収入がないと乗れる車両ではないので、私のようなだらしない格好で乗ってくる人はあまりおらず、きちんとした身なりの方がいる近くに私が座ると「この子、乗る車両間違ってるんじゃない?」という目線を向けられたり、チケットコントロールの人、3人に囲まれてチケットをチェックされたり、という面白い体験もできました。

 

悠々自適に、毎回優越感に浸って乗っていたのですが、やはり割引券がないと高額で毎月は支払えないので二ヶ月間限定で楽しみました。

 

私の感想ですが、スイス中を乗り放題、どの車両も乗り放題、という事で無敵感が凄かったです。

できればこのまま使い続けたいけど…

ずっと使っていると、その価値に慣れて何とも思わなくなったりするので、少し距離を置いて懐かしみつつ、どこかでまた割引券がもらえるような事があれば喜んで一等車を使ってみたいと思っています。

 

(ちなみにこの割引券はスイス乗り放題パス、二等車のパスを持っている人なら誰でももらえたのではなく、選ばれし10パーセントの人だけだったとの事…後日、ニュースで見て知ったことなのでした。)

 

 

師走です

Snow balls

 

一ヶ月以上、ブログを更新せず放置しておりました。

ツイッターというやつを始めて、はまってしまったのです。

 

恐らく寂しかったのだと思います。ツイッターはすぐにリアクションがいただけるのが寂しさ対策には最高のツールだと実感させられました。

 

あと、PCを開く機会が少なかった、というのもあります。手元のスマホでさくっと思いの丈を述べることができるツイッターに心を奪われておりました。

 

そして、師走で先生も走り回るほど忙しいというのに、またもやブログに戻ってきました。なぜなのでしょうか。私なりに可愛がってきたブログちゃんが居るからでしょう…。それから、やはり両手で書きたいものを打ち込めるというのは爽快でして。。

それからやっぱり、何か長文でつらつらと書きたくなったのだろうな…と思ったのですが、今ぱっと何も浮かびません。

 

どうしたものか。

 

あ、最近思ったことを。

ヨーロッパ生活が約10年という事で、12月ともなるとクリスマスちっくな雰囲気に囲まれることは普通になりました。クリスマスマーケットに対しても、特に可も無く不可もなく。なんなら、最初にグリューワインという温かいワインを飲んで、あったまってからソーセージをかじる、とかスープを頼む、とか自分なりの流れができているので、そこを淡々とこなすのみ。

 

この間、たまたま寄った街の教会に入って思ったのですが、教会に入るのもやはり慣れたなぁ…と。ヨーロッパ生活で、教会はもう十分見たからお腹いっぱいだわ、という方は多いと思うのですが私もそのタイプではあります。それでも扉が開いてると入ってしまいますが。

 

こうやって、クリスマスマーケットとか、教会とか、ヨーロッパ生活で慣れてきたと感じて、住み始めの頃の感動や、焦り、不安は無くなってきたんだなと気づきました。

 

それが良いか悪いかは分からないのですが、慣れるとは感情を揺さぶられることなく何かを淡々と行える様になることなんだな、と思った次第です。

 

ヨーロッパ生活での慣れ、日本生活での慣れ、どっちかを離れると少し変な事をしちゃうのですが何度かこなしていくと慣れがまた戻ってくる。

 

前は、日本生活での慣れがなくなることが怖かったんです。

日本には大事な人々や私の大事な核があるから、そこが無くなってしまうようで。

 

でも今はそう思いません。

色々体験していくうちに、何かを一つに絞るんじゃなくて同時進行的に様々な事に片足を突っ込んでいるような状態の生き方が、私には合っているんだと気づいたからです。

 

中途半端と言われたらそれまでなのですが、どうやらそういうのが性に合っているようです。

 

なので、ヨーロッパ生活、日本生活、どちらも私のもの。

たとえそれが外から見ると中途半端でも。私にしっくりくるなら良いという事でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

スイスドイツ語コースに参加

 

https://www.instagram.com/p/Bpe2Kuin0qU/

#スイス#テキスト

 

 

以前、スイスドイツ語が分からないので限界に達してコースに参加する事にした、と書きました。そのコースに参加してきたのでこちらに少し書いていきたいと思います。

 

週1回のコースで、簡単な基礎ドイツ語ができれば参加できるコースの様でした。

教室に入ってみたら、既に10人以上の参加者が座っていて、選べる席が少なかったので端っこの方へ座りました。

 

授業が始まる前に驚いたのが、先生に渡されたテキストと、コースを提供する学校のボールペンとノート、それから机の上に置く名札です。ドイツの市民講座みたいなのでこういうノベルティグッズ的なものを貰ったことが無かったので驚きました。しかも机の上に置く名札の紙にも(山折にして机の上に置くもの)学校の名前が入っていました。

 

スイスに来てからよく感心するのが、細かいところまでちゃんと考えられている所。

ドイツではどちらかと言うと、こちらがちゃんとしているつもりでも提供する組織内がカオスで結局ぐちゃぐちゃになる…みたいなのがあったので。。

 

こんな感じで、最初にきっちりしているな、と驚いた後スムーズに自己紹介が始まりました。参加者はアメリカ人二人、ポーランド人、ドイツ人、オランダ人二人、イラン人、スイスのフランス語圏の人、フランス人、デンマーク人、ロシア人、日本人の私、でした。

 

 

先生は生粋のスイス人で50歳との事。
先生の世代だとドイツ語の授業中は標準ドイツ語だったけど、それ以外はスイスドイツ語のみでの会話だったとのこと。なので先生の世代以上の年齢の方は標準ドイツ語で話すのがあまり得意ではないそうです。

 

若い世代は、地域によって違いはあるそうですが小学生になったときから授業中は標準ドイツ語を使用が強制?のようで、そのおかげでスイスドイツ語と標準ドイツ語の切替が簡単に出来るそうです。


参加者については、スイス滞在歴が一番短い人で3ヶ月、一番長いのが24年住んでいるドイツ人でした。

 

ドイツ語のネイティブは一年いたらほとんど分かるようになるイメージがあるので、なぜこのコースに参加したんだろうと驚いたのですが、ずっと金融機関で働いていると英語のみで暮らせるそうです。

 

他の参加者のフランス人男性も6年住んでるけど、金融機関勤務なのでとにかく英語のみ、だと。

 

先生も金融機関だと英語のみのところが多いね、と言っていました。

 


 授業内容は最初に発音の法則を習って、発音して横に座ってる人と練習しあって、文法事項を軽く。その後に最初の発音法則を思い出しながら会話練習、そしてちょっとしたゲーム。最後に聞き取りでした。

 

スイスドイツ語を聞き取れるようになることが目的のコースですが、発音できないものは聞き取れないから、とコース中は何度も発音させられます。

 

この練習が効いているからか、最近本当に日常生活で聞き取れることが増えてきています。

 

発音法則でも基礎なのに知らないことがあったり、モヤモヤしていたことが解決したり、とやはり分からない事はプロに的確に教えてもらうのが一番なのかも、と思いました。

 

まだまだ習い始めたばかりで先の事は分かりませんが、今のところコースの雰囲気も良く、みんなで笑いながら授業を受けているのでコースへ行くのが楽しみになっています。

 

この調子でスイスドイツ語、聞き取れるようにガンバローq(^-^q)

 

新入生歓迎会的行事

Welcome

中国語っぽいタイトルにしてみました。

(意味はありません)

 

 

スイスに来るまで知らなかったのですが、各市町村(ドイツ語だとゲマインデ)に転入すると、転入歓迎会みたいなのがあるようです。

 

私もあまり分かっていないのですが、もしかしたらドイツ語圏だけ?って事もないかな…少なくともチューリッヒ州とザンクトガレン州には普通にあるようですが。(同僚調べ)

 

私の街からも招待状が届いたので行ってきました。

新たに街に転入した人に招待状が届くようですが、任意参加で強制ではありません。

 

何をするんだろう、と行ってみたら市長さんが司会で街の紹介をしてくれて、議会の教育担当、スポーツ担当、なんて感じの人が来て少し説明してくれました。街の歴史とこれからどのように発展していくだろう、みたいな話も。

 

そういうのが一通り終わったら、スイスでは一般的なアペロ(前菜)とドリンクが振舞われ、他の転入者に声をかけて知り合う、というものでした。

 

バンドが来ていてジャズの生演奏まであり、その音楽をバックに同じ時期に転入してきた?人々と語らう、という感じでした。

 

私達も3、4組位の近くにいた人々に話しかけて、近所ですね、またどこかでお会いするかも、なんて事となぜ転入してきたのかなんて話をしたり。。

 

そういえば定年したご夫婦がいて、話しましたがやりたい事がいっぱいで大変、なんて言っていました。定年組は時間が足りない、なんて言う言葉もあるのよ、ワッハッハと言っていました。

 

あと、大学生のカップル。

チューリッヒ市内に住みたかったけど家賃が高いので、郊外のこの街に引っ越してきた、とか。

 

それからやたら日本に詳しい男性カップルとも話しました。

 

あと、北欧からやってきた女性。10年前に妊娠中に旦那さんが自転車レースに参加が決定して、今日生まれるか、なんて日にレースに参加されたから困って大変だった、なんて話をしてる時に10歳位の男の子が、ママ!とやってきたので一瞬で、あ、10年前の妊娠中だった時の子だ!と思ったらタイムスリップしたような不思議な感覚になりました(◎-◎;)。。

 

市長さんの言語は、色んなところから人が転入してきているから、という事で標準ドイツ語で話しますね、と言っていましたが転入者の中にはドイツ語をまだ理解できない人もちょこちょこ居るようでした。

 

この歓迎会に行ったよ、という話を同僚にしたらスイスではどこでもあるよ、と言っていて彼女の参加したものでは、街の音楽クラブがBGMを演奏して、ついでにクラブに入りませんか?と勧誘までしていったそうです。

 

他の運動クラブがアクロバティックなことを披露してくれたり、これも結局勧誘込みだったそうな…

 

そう思うと、中、高、大学生時代の新入生歓迎会みたいなものなんだな、と。

 

当然、ドイツや日本ではこんな事を経験したことがなかったので新鮮に感じたのと、スイスでまじまじと真面目にいつも対応されることを思い出して、ちゃんと扱われてる感が結構嬉しい、思ったのでした。

 

 

こんな風に良くしてもらってるし、

真面目にくらそーっと。

ことばの問題に隠れてるあれ

Hide and seek

 

あの~

 

海外生活、外国語で言いたいことが言えない、とか聞き取れない、とかコミュニケーションが母国語みたいにうまくいかない、とかありますけども…。

 

そこに隠れてめっちゃ重要な事がありませんか?!

 

そ、それは…感覚の違いが埋められない、ってやつ。

 

外国の言葉がペラペラに話せたって、感覚が分からなきゃ意味不明だし、共感できないことも多いし…人の気持が分からないって、結構孤独だと思うんですけど。みんながそうそう!とか言ってる感覚がずっと分からないのって、結構つらくないですか?

 

えーと、例えば。ドイツだとFreundschaft pflegenという言葉があって、お友達で居ることをケアする、みたいな感じですかね。マメに連絡して、友達で居ることをキープ。

こういうのが大事な人も多いみたいで、逆にマメに連絡しなかったり、合わなかったらもう友達じゃない、というもの。

 

ちょ、めんどくせー!!!とドイツに居るとき全開で思ってました…。

 

大人だよ、私もう…。そんな小学校低学年のめんどくさいグループの女の子みたいな事、できないんですけど。っていうか小学生時代でもやってなかったし…。

 

友達とか友情って、そういう事じゃないやん!と思うんですけど。なんか、もっと、自然と気が合って、元気にしてるかなー?みたいなんじゃないんですか?

 

もちろん人によりますけど、そもそも海外に一人で出てきた人間にこんなめんどくせーこと強要しないでくれ!と思っていました。そんな友情ならいらねーよ、と。

 

あと、カップル文化も今はもう慣れたけど、最初はずっと恋人と一緒って…

頭がおかしくなりそう、と思っていました。

 

それからドイツで苦手だったのは、とにかく文句を聞くこと。

日本でも好きじゃなかったのに、ドイツでは息を吐くように聞かされる…。

(とか言いながらこの記事が思いっきり文句なんですけどね…てへ!)

 

こんな感じで何年居ても、感覚がしっくり来ない、馴染まないことはありました。

 

最初の方は真面目に理解しようと勉めてたんですが、勉め方がどうやら間違っていたようです。なんであそこまで真面目にやったのか、と思うのですがドイツ生活に馴染むためには日本で良いと思ってきたことを捨てる、みたいな意気込みだったんです。

 

自分に嘘ついてどうすんだ、って感じなんですが、何かを取り入れるには何かを捨てる方が良いと思ってたみたいです。でも自分の感情ですからね、部屋を掃除するのとは訳が違う。好きなもの、大事なもの、苦手なもの、許せないもの、ちゃんと経験してきたものは心に残しておいて、そこにドイツ流の事を「客観的に理解するために」取り入れば良かったのに、日本での経験を嘘ついて捨て、ドイツでの苦手な経験にも嘘をついて受け入れ、ただ単に辛いだけでした。

 

まぁ、そういうなんやかんやを経ての今があるので、時間と共に馴染んでくる外国文化もありますが、ずーっと苦手なものや、嫌なものは静かにスルーするようになりました。無になります。腐ったものには魂を売らない、と決めてるので嫌な事があっても、心の中で悪い言葉でけちょんけちょんに罵った後は、もうスルーです。忘れます。

たまに思い出して、地獄へ落ちろ、このヤロー、とは思いますけども。

 

染み付いた感覚の違いを捻じ曲げようとしてはダメだと思います。

 

ちょっと逆の視点からの話も…。

ドイツの永住権を取ろうと思って、それに関わるテストを受けたんですが四択テストの問題のひとつが「車椅子に乗った男性を差別してはいけない理由は?」か何かだったんです。答えの四択の中に「車椅子に乗っているから。」と言うのがあって、それを見て逆に差別に繋がるんじゃないのか?とドイツ人に聞いたら「車椅子に乗っている人を差別してもいい、という国があるからだよ。そういう国出身の人に、それはドイツでは差別に当たる、と知ってもらわないといけないからだよ。」と言われました。

 

似たような感じで、「女性、男性、子供、どこを一番に優先しますか?」という問題もあり、なんて問題なんだ!と思ったのですが、これも、女性や子供は優先されなくて当たり前、という国があるからだよ、と言われました。

 

そう思うと、この極端な問題の答をドイツよりの考えで自然と答えられる環境で育ってきたという事は、こういう部分では日本はドイツと似ている感覚なんだな、と思いました。

 

この記事の最初の方に書いた日常的な事では、ドイツの文化と相容れない部分もあったのに、こういう一般的な感覚は同じみたいです。当たり前すぎて疑問にも思わなかったけど、確かに車椅子に乗っている人を差別しても良い、女性や子供を差別しても良い、という国から来ている人はドイツには沢山います。

 

そういう感覚の人が移民として、国に馴染んでいくのは相当大変だろうし、私から見たら差別が蔓延みたいな文化が不可思議に思えても、彼らにとっては染み付いた習慣なのであればドイツでの生活は奇妙なものになるだろうし。

 

どこが良いとか悪いとかじゃなくて、自然と染み付いた感覚をくつがえすのは本当に難しいんじゃないか、と思います。

 

この感覚の違いとの付き合い方、もっとみんな悩んでるしめんどくさいと思ってる、って自然に言っていった方が楽なんじゃないかな、と思います。かと言って、それを無理やり変える必要もないけど、私はそういうの馴染まないんだな~、と思いながら生活してるだけでもだいぶ楽になるような気がします。

私だけかも知れませんが。

 

馴染まないんだけど、まあ何とか普通に生活してますよ~、って感じで。

他にいいこともあるし。たまらなく嫌になる事もあるけど。

ま、こんな感じ、と。

 

 

こんな仕事やめてやる!

Chats de l'Hérault

口の悪いドイツ人同僚が、余裕なく多くの業務に追い込まれて言ったひとこと:

「こんな仕事やめてやる!」「ちくしょー!宝くじが当たったら即効やめてやる!!

コンニャロ!! ○▲□(非常に悪い言葉)!!」

 

…との事でした。

 

近くに座ってるので、「本当に?本当に辞めちゃうの?仕事なく生きていくのも暇じゃない?気分転換になるし、私だったら週2日、午前中だけパートしに来ても良いかなぁ~。」と私が言ったんです。

 

そしたら、思いっきり完全に仕事なんてやめて自由の身になる!!との事。

 

以下、会話形式で話の流れを書いていきたいと思います↓

 

私「へぇ~。じゃあ仕事やめて何をする予定?何かしたいことがあるの?」

同僚「猫カフェなんていいな、猫カフェをオープンしたいんだ。」

私「ね、猫カフェ!? あー、確かにチューリッヒ猫カフェないし良いよね。猫カフェ私も大好き!」

同僚「え!?猫カフェに行った事あるんだ!?実はまだ行った事がないんだけど、彼女がロンドンの猫カフェに行ったらしくてさ…すっごい猫達がかわいかったらしくて。俺も行ってみたいんだよね。」

私「猫カフェいいよー。時間帯によっては皆寝てて相手してくれないけどねぇ…。オープンするとしたら、チューリッヒ?」

同僚「チューリッヒなんて家賃がバカ高いし、衛生局とかうるさそうだから現実的じゃない。どこか別のところですると思う。あと、猫カフェ以外にしたいのが、保護施設にいる動物達をみんな引き取って、どこか大きな自然の沢山あるところでのびのびして暮らせるようにしてあげたい。」

 

私「え……そんな心優しいアイデア私には無かったわ。。」

同僚「だって、動物がのびのび暮らせないのは可哀想だろう?たぶん東ドイツのどこか静かな場所に土地を買って、だな。スイスは土地代も餌代も高いから無理だろうな。でもドイツでも餌代とか大変かなぁ。」

 

と、まあこんな会話でした。

 

わたくしはですね、この会話で自分の心が腐っていると自覚しました。

 

人間、余裕のない時は人に優しくできない事があるじゃないですか!!?

みんながみんな同じじゃないけども…。

それなのに、彼は仕事で行き詰ってて、余裕がないのに、宝くじが当たったら動物の為に何かをしようと思ってるんですよーーー!!


私なんて、宝くじがあたったら、ファーストクラスで日本に飛んで、漫画喫茶で漫画読みまくり、とかそれ位の事しか考えてなくって、全くもって自分本位な事しか考えてなかったので、彼の優しさを知って感動しました。

 

しかもね、口が悪いので四六時中、文句ばっかり言ってるんですよ。

 

それなのに、この優しさ。ギャップ萌えかよ!!と思いました…。

 

この会話から、余裕がなくても優しさを持ち続けれていられる人間になろうと思ったのでした。

 

おしまい。

ドイツ流…にんげんだもの

NATHAN '14

 

ミスした時にドイツのひとがよく言うのは「人間だもの」です。

Menschlichと書くのですが、人間だもの、とか人間らしい、とか人間の…という意味になります。

 

たまに見知らぬ人にブチ切れられたりするのですが、近しい人の前や毎日顔を合わせる同僚の前でミスしても「人間だもの」と言ってもらえます。

 

ミスすること、間違うことが人間である証拠、ということのようです。

 

こうやって許してくれる場合が多いので、私の方でも人のミスに出くわすと「人間だもの」と諭していました。

 

この間見ていたドイツの夕方の情報番組で、映像が一部予定通りに流れないことがあり、司会の女性が「技術面に問題があって映像が流れないようです…。人間だもの。」とここでも言ったので、すかさず夫が「技術面って言ったのに人間だもの、も言っちゃった!」と言っていました。

 

まあ、人間がその技術の責任をおっていると言えば人間ありき、だけど技術の面なら急に勝手に映像の方が調子悪くなっちゃったって考えか?とか、またどうでもいい事を考えて夫に言いそうになったけど、ウザがられそうなのでやめました。。

 

ひとがミスって焦っているときにも、この一言を言うと、怒ってないよー、気にしなくて良いよ、と見せることもできる便利なことばです( ´∀`)

 

 

これまた人件費!

 

Kleingeld vor Portmonee

 

 

スイスでお値打ちランチと言えば1800円位ですかね。普通のランチで飲み物なし3000円とか? 

晩御飯となるとひとりで5000円位の予算は最低でも心しておいて悪くはない。

 

でも外食せず家で作ればぐんと安くなります。

なので、外食時の値段の高さは人件費。

 

託児所の一日の利用料金が二万円弱とかで、うちでは払えないから義母が面倒見てる、なんて同僚の話を聞いて、ははは!一週間で10万かあ…(;゜∇゜) ひょえええ 高額すぎて意味がわからない。

 

うーん、これも人件費ですね。。。

 

人が関わるとコストが上がる。

当たり前ですが。

 

スイス物価でギャアー😵と驚く時は、みんなよく「そのために働いてる人がいるから…」と言います。

 

うむ。ごもっとも!!

 

面白いことに、物価高=人件費、と思って暮らすとお金を払うときに、この為に働いてくれてる人がいるのかあ、と感謝の気持ちに変わります。

 

私の場合はスイス就活時に、平日勤務でシフト制でない勤務形態を希望したので、週末の休みの日の深夜にバスを運転してくれてる運転手さんにいつもめっちゃ感謝します。

 

私は運転できなけりゃ、ひとりで乗客のせて責任もってどこかへ行く根性もない。

シフト勤務もできればしたくないし(時差ボケがひどいほうなので)、私の出来ないことをやってくれてる人のおかげで世の中成り立ってる、と思うとありがたくて仕方ない。

 

そりゃ強制されれば私だってバスの運転手になれるかもしれない。でも注意散漫でとても安全に運転できるとも思えないし、シフト勤務もキツイ。この職種はどう考えたって私の苦手なものの詰め合わせ。それを誰かがやってくれて、私は私の得意なことをさせてもらってなんとか回ってる。

 

外の工事現場で朝早くから働いてる人を見ても、私にはできないことなので

ありがたい、と思います。一応こころの中でドイツ語でお礼を言っておいて満足します。

 

内科の受付とかも…あんなにいろんな患者さんが来て、合間に予防注射まで打ったりして、私には絶対にできない!!と思うので、あの受付の看護師さんにはこういう仕事が向いてるんだろうな、と勝手に決めつけて、いやはや適材適所ってことですかね、素晴らしい!!とまとめています。

 

人件費が高いから、そのために働いてる人がいる、というのがイメージしやすいというのは悪くないな、と思います。

 

逆に言うと、スイスより物価の安い国に行って、すごく安く良いサービスを提供されると「この人ちゃんとお給料もらえてる?粗雑に扱われてない?大丈夫?」と思ったりも

します。うちの夫も同じ事を言っていました。

ドイツの有名な観光地のレストランで激安のドイツ料理を食べて、びっくりして夫が「ここ家族経営みたいだけど、あのお父さんとお母さん、ちゃんと儲けを計算できてるんだろうか。。ちゃんと家族に返ってくるように計算できてるのかな。この立地なら3倍位の値段でもいけると思うんだけど…。」と言っていて、家族経営ゆえ、仕事なのにお手伝いみたいな扱いで子供がお給料をちゃんともらえてない、みたいのだったら可哀想じゃない?と余計な心配をしたり。。(ドイツのテレビ番組で窮地に陥る飲食店を救う番組があるのですが、半数位の飲食店がちゃんと儲けと手間のバランスを計算できていなかったりするので、その影響で心配しています。)

 

日本に帰った時にも、ランチにトンカツ屋さんに入って800円のお得なセットで、当然の事美味しかったのに食べている間なんども従業員を見てしまい、「約12畳のフロアに25席、注文を取りに来る人が5人もいる!キッチンには3人。。お昼時だからサラリーマンがたくさんくるのと、回転率がいいのかもしれないけど、こんなちゃんとしたご飯に800円でフロアの人めっちゃしっかり働いてるし…いったい時給はいくらなんだ!!」とそわそわしてしまいました。

 

スーツケース持ったまま狭い店内に入ったので、すぐに一人女性が来て、レジ裏にスーツケースを置いてくれて、私がお会計の時にもすぐにスーツケースを出してくれて、こんなの日本じゃ普通かもしれないけれど、ドイツなんてそんなの自分で言わないと絶対に出てこないし、あげく適当に扱われてたり、なんてあるのでサービス良すぎて感動して、でもランチ800円だった。。お味噌汁とご飯とキャベツおかわりし放題で…。この人たちあんなにちゃんと働いてるんだから、ちゃんとお給料もらっていてほしい…と思いました。

 

日本に帰るたびに思いますが、みんなちゃんと働いてるんだからちゃんとそこにみあったお給料をもらって、過度な要求をされずに暮らしていってほしい、と。

 

コンビニの店員さんに、何かの折にめっちゃ謝られたので、いやいや、もうそんなん別に大した事じゃないし、そこまで何でも求めてないし、もう良いですよ、と思いました。

みんな既にすんごいがんばってんのに、もう良いって、謝らないで…

 

本当、誰だよ日本は駄目だ、とか言ってた奴はよぉーー!!と時々思いますけどね。

そりゃ駄目な部分もあるかもしれないけど、すごい部分もめっちゃあるよ、と。

 

でもドイツでもスイスでも、自国はもうだめだ!とか言ってるのでどこも同じなんでしょうね。

 

で、話は最初に戻りますがとりあえずこの世の中、自然現象はおいとくとして、その他の社会は人間が関わっている、人間が作り上げている事なのでね、そしてみんな人間には感情があるので、ロボットみたいに扱わないでね、と思います。

 

人件費は人間向けだからねん、感情のないロボット向けじゃないからねん( ̄台 ̄)。

あんまり色々要求しないで。もっと褒めてあげてねん。。って(;_;)

 

徐々に近づいてくるワイン

Riedel Dekanter Swan

 

ヨーロッパで暮らし始める前は、ワインを飲んだことは数えるほどしかありませんでした。飲むお酒はもっぱらビール、チューハイ、日本酒、たまに焼酎という感じでした。

 

ドイツに来てから、スーパーマーケットにずらっと並ぶワインを見ても私には関係なきものと思っていました。

ところが、人様の家に呼ばれると常備しているところが多く、勧められちゃう。そしてあまり面識のない人の誕生日パーティに招待されると、手ぶらではいけませんので高級というかちょっと高そうなチョコレートか、ワインを一本、となるのが常。

 

こんな事情があり、ワインを避けて通ることは出来なくなりました。

 

それでも、そこまでワインの味に興味が持てないので自ら進んで飲むことはなかったのですが、人に勧められて飲むうちに、これは飲める、これは飲めない、というのがなんとなく分かってきました。

 

これを飲むと疲れやすい、とか頭が痛くなるものに関してはシャルドネと書かれているもの。サービニヨンも。逆にこれは飲める、むしろ美味しい、好きと思えるものはリースリングとラホヤという種類。どちらも白ワインな気がしますが。

 

ここ最近は、この種類分けを気にしていれば飲んだ時の調子をコントロールできる、と確信に変わってきました。

 

このヨーロッパ生活、10年弱はワインに興味のない人物が、徐々に近づいてくるワインとたまに交流して、ゆーっくりと飲めるものを探し見つけ出した、という感じです。

興味があれば10年もかからないですよね…。

なんせ興味がないので、自分から学ぶ気もなく…それでも避けられないのでやや強制、という。。。

 

自分でも驚いたのが、去年くらいから普通にワインが飲みたくなる瞬間があり、そういう時には自らスーパーで購入します。

 

ドイツのスーパーで置いていたワインの値段はそれこそピンキリで、一番やすいと200円位でワイン一本もありました。最低でも600円位のワインを買わないと、変なものに当たっちゃう、というイメージはありました。

 

日本の輸入ヨーロッパワインに比べたら破格の安さかと思いますが、来年以降にヨーロッパワインの輸入税が減税されるか何かでぐんと値段が下がるんですよね??

そうなれば、日本でもワインがスーパーで缶チューハイを買う位、身近なものになったりするかも?と思ったり…。それは極端か。。

 

未だによく思うのは、本当に赤ワインがお肉にあって、白ワインがお魚やチーズに合う、とかそういうは信じていのだろうか?と。妙に分かるようで分かりません(-_-;)。

 

スイスの画期的なサービス??

caixa de correio #correio #mailbox #amarelo #yellow #mail #post #brasil

 

良いサービスとは何か、ということがすっかり分からなくなっているので、私の書くことはズレてるかもしれません。が、最近、とても感動したスイスのサービスがあるので紹介したいと思います。

 

それは…手書き切手です。

 

封書をすぐ投函したいのに、切手がなくて送れないということはありませんか?

 

先日、スイスでこんな状況があり、何か解決案はないものか?と探しました。

 

もう10年くらい前になるのですが、ドイツで10ユーロ(1100円くらい)分の切手をオンラインでまとめて買えて、自分で印刷してすぐ使えるものがありました。

 

スイス郵便もきっと似たようなものを提供してるはず、と探したところ、もっと簡単なものを見つけました。

 

携帯電話からSMSと呼ばれるショートメッセージを414番あてに「MARKE」と書いて送信します、するとすぐに返信があり、アルファベットと数字の羅列、10桁ほどのメッセージが届きます。

 

その羅列を手書きで良いので、封書の切手を貼る部分に書くだけ。

これが切手がわりです。

 

(*´∀`)♪すごくないですか?簡単すぎませんか!?

画期的だわ~♪とすごく感動しました。

 

切手代をどう支払うんだ、って話ですが通話料金?からSMSの送信費と合わせて1フラン(約140円)差し引かれるようです。

 

このサービスはスイス国内向けのみ、で大きさ制限、重さ制限、幅制限もありますが、普通の封書なら何も気にせず送れるみたいです。(Aタイプ用)

 

リンクはこちら↓

www.post.ch

 

 

日本にはもしかしたらもっと快適なサービスがあるのかもしれないですが、地味にスイスのサービスにちょくちょく感動している身なので、誰かにこの感動を聞いてもらいたく書いてみましたq(^-^q)

 

従来通りの貼る切手もシールになってて便利なスイス切手( ´∀`) 急いでいないときはこちらの可愛いデザイン選びも楽しいです!!!

 

スイスドイツ語のその後と降伏宣言

road of the righteous

いっつも同じ話題ばかりですみません。またスイスドイツ語について、です…。

 

スイスドイツ語コースに申し込んだ事を書きましたが、その事をスイス人の同僚に言ってみました。

 

すると、その同僚はクール!と言って喜んだので少しビックリ。

 

友人にその事を話すと、自分の言語を勉強しようと思ってもらえるのって、嬉しい事なんじゃない?と。

 

そっかー。あまり考えてなかったけど、確かにスイス人の同僚に標準ドイツ語発言を強いている状態で、この子、スイスドイツ語を理解する気ないのかな?と思われているよりも、スイスドイツ語コースに参加して、理解を深めようって姿が見えると歩み寄りっぽく見えるのかなん??と。

 

しかも、その同僚に「最初に比べたら標準ドイツ語から予測できる表現はかなりちゃんと理解できるようになってきたよね。」とも言ってもらえて、これまた意外な発言で嬉しかったです。

 

聞き取る努力はしてるけど、分からん…という顔をしてみんなの会話の中にいることが毎日普通にあるので、この子は足手まといだわ、位に思われてると思い込んでいたので…。

 

少し褒められて嬉しくなって、他のスイス人の同僚にも言いました。スイスドイツ語のコースに参加するんだぁ~♪と。 

これを人に言った事によってかなりスッキリ、ほっとしました。

 

自分の中で行き詰ってた悩み(些細ですが)を、悩みの張本人(スイスドイツ語を話す人)に言えた事によって、背伸びせず完全降伏したみたいな感じな気分です。完全降伏したけど、ちゃんと前に進みたいし、もっとみんなの輪の中に入りたいんです、と宣言した感じ。

 

ま、同僚がみんな優しくって、同僚の事が好きだからそう思えるのかもしれません。そうじゃないと、嫌なものは嫌で私はその先を進められません。

 

スイスに来てから、標準ドイツ語やスイスドイツ語を勉強し始めた、というのではなく私の場合は約8年、標準ドイツ語で暮らしたのだから、むしろ標準ドイツ語の言い訳はしずらく、標準ドイツ語のベースがあるならスイスドイツ語の習得はプラスアルファ的なもので、できなくはないのでは?と。。。そもそも、ドイツ語圏に興味あったのは私なので、誰かに強いられたり仕方なくドイツ語を勉強した訳ではないし…。

 

私は今の自分の状態について、こういう考えに至ったのですが、以前はスイスドイツ語が理解できない利点もあると思っていたので、スイスドイツ語を理解しない、とかこれ以上勉強しない、と決める事も一つの選択だと思います。

 

私が自分の意思を書く事によって、この方法が他の人にとってもベスト、最適!と言ってると思われると嫌なので、付け足してみました。生き方って、本当に人それぞれだし、スイスドイツ語が理解できない部分を別の事で補って、それで人とうまくいっている人もいるし、悩んだり考えたりして決められない時に学ぶ事もいっぱいあるし、人の事なんてトータルで見ないと分からないので…。

 

とりあえず、完全降伏宣言したので、あとは楽しむのみ~

そして、悩んで学んで。