スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイスへ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

選択肢があるということ

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日本にいると購買意欲が止まりませんでした。

多種多様なものが揃っているし、新しいものがどんどん出てくるので。

楽しくって、目移りもしてしまって、興奮状態。

 

それが当たり前の状態で暮らしてきて、ドイツにやってきて、

選択肢なんてほぼないようなもので驚きました。

社会の仕組みが違う、というだけでこうも選択肢が少ないのか、と思いました。

 

購買したいと思っても、種類が少なく吟味すらできない。

吟味するとしたら、どっちがまだマシだろうか、と。好きだからこっちを買う、という感じは少なかったです。

 

もちろん、どうしても欲しい!と心躍るものに出会う時もある。

そんな時は何故かものすごく高額で手が出せない。

 

そうやって選択肢が少ない中で暮らしていくと、日本に一時帰国したときの

選択肢の多さにビックリして、喜び、興奮して疲弊する、というパターン。

 

そうなると、ドイツの選択肢の少なさはそれはそれで楽なんだな、と思ったり。

 

でもやっぱり選べるという事は、それだけ可能性が広がるわけだし、ここがもっとよくなればいいのに、との思いからできた改善案でもあるし、その可能性を世に広めた人達がいるのだし、実はすごくありがたいこと。

 

スイスに来て、というか以前のドイツの街の規模より今住んでいるスイスの街の規模の方が大きいので、購買する場所も種類も多く、多くの事に対して選択肢が増えていることを実感しています。

 

日本にいたころは、選択肢が沢山ある事が当たり前だったから、これはここがダメ、とかケチつけるのに精を出していました。おまけにそれをペラペラ口に出すタイプの人間だから余計にうるさい。

 

今となっては、エラそうな事を言ってたもんだ、と思います。アイデア出して世の中に広めてもらって、それを吟味して使える立場だったのになぁ、と。

 

日本ほどではないですが、今のスイスの街で選択肢が増えたので、いろいろ選びながら「選べるもの、比べる対象があるってありがたいな。」と思いながら生活しています。

買い物に出たらしつこい位思っています。

 

ドイツの選択肢の少なさは、正直言うとつまらなかったです。

でも選択肢がないからこそ、それを受け入れて諦めて、他に目を向けて愛でるという癖もつきました。

 

その時のことを思い出したり、今の生活を考えたり、自分の感じた事をふりかえって思うのは、どこにいても、どんな状況でも色々考え工夫しながらそれに合わせて生きてくものなんだな、という事。

 

でも嫌なものは嫌だし、好きなものは好きだし、曲げられないものは曲げようとしても結構頑丈で曲がらなくって、うんともすんとも変わらない部分もあって、それはそれで良いな、と思ったのでした。

 

順応できる部分も、順応できない部分も両方好きだな、と思いつつ…

選択肢があるって誇れること。

選択できる人生を送っているとは自由を謳歌しているってこと。

 

なんて細々と考えつつ、いつも通り思ってるのは…

もっと楽して手を抜いて生きていきたいな~

(フルタイムで働くのいやだなー)

 

らりほー