スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

さようなら、大好きだった無敵感

 

CHUR traindoors 2

スイス鉄道の乗り放題パスを半年ほど使って、最初は二等車と言われる誰でも乗れる車両に乗っていたのですが、数ヶ月経つとスイス鉄道からなぜか一等車に乗り換えませんか?という手紙が届いて、しかも割引券付きだったのです。

 

その割引券を利用すると、実質最初の二ヶ月間は二等車のみの車両に乗れる乗り放題パスよりもお安くなるので、使う手はないという感じでした。

 

早速、一等車に乗り換えるべく申し込みをしに行き、晴れて毎日一等車にのって通勤する事になりました。

 

一等車の良い所は、やはり静かなところ。そして年齢的にも若い人よりもお年を召した方やビジネス目的で乗車されている人が多いので騒がしくないところ。

 

時々、週末の晩などは二等車に乗るとビールを持って大騒ぎする若者の団体の近くに座らないといけない事もあり、仕方ないけれどできれば避けたい、という状況もありました。

 

なので、一等車でそこを避けられるのはやはり嬉しい。

 

しかし一等車はビジネスマンも乗っているので、自分の前後をラップトップで仕事しながらキーボードをカタカタしている方が座っていたり、もあったのでこのカタカタ音をちょっと避けたいなぁ、なんて時もあります。

 

そして、一等車のもう一つの良いところはお祭りやイベント事に行った帰りの車内でギューギュー詰めになる事なく、割とゆったりと座席に座って家に帰ることが出来る、という点です。

 

一般販売されている乗車券は二等車専用なので、当然のことながら二等車は人でいっぱいになってしまいます。一等車はお値段が高いので、その分を支払った人だけが乗れる、という。お金持ちが権利を買えるような仕組みです。

 

こういう利点もあり、更にスイス鉄道のパノラマ列車にも追加料金なく乗れるという事でゴットハート急行と、ベルニナ急行、というものにも乗りました。

 

やはりそこそこ収入がないと乗れる車両ではないので、私のようなだらしない格好で乗ってくる人はあまりおらず、きちんとした身なりの方がいる近くに私が座ると「この子、乗る車両間違ってるんじゃない?」という目線を向けられたり、チケットコントロールの人、3人に囲まれてチケットをチェックされたり、という面白い体験もできました。

 

悠々自適に、毎回優越感に浸って乗っていたのですが、やはり割引券がないと高額で毎月は支払えないので二ヶ月間限定で楽しみました。

 

私の感想ですが、スイス中を乗り放題、どの車両も乗り放題、という事で無敵感が凄かったです。

できればこのまま使い続けたいけど…

ずっと使っていると、その価値に慣れて何とも思わなくなったりするので、少し距離を置いて懐かしみつつ、どこかでまた割引券がもらえるような事があれば喜んで一等車を使ってみたいと思っています。

 

(ちなみにこの割引券はスイス乗り放題パス、二等車のパスを持っている人なら誰でももらえたのではなく、選ばれし10パーセントの人だけだったとの事…後日、ニュースで見て知ったことなのでした。)