スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

日本へ一時帰国にて驚いた出来事を三つ

Shinbashi - Tokyo, Japan

休暇を使って日本に一時帰国しておりました。

それはそれは毎日が楽しく、パラダイスの様でございました。もちろん母国ですので勝手が分かる上に言葉も分かるのでもうお気楽万歳という手放しで喜べる感じでして。

 

しかしながら、欧州生活も12年目(たぶん)に突入したので変に感覚がドイツ+スイス化したところもありまして、時々驚くことがありました。

我ながらこんな事で驚くとは!と意外な上に衝撃的だったのでここで簡単にまとめたいと思います。

 

その①:電話予約が信用できない

合計7名ほどでランチを食べようと思い、週末に街中へ行くという事もあり事前に座席を確保した方がいいだろうと思い、あるレストランに電話をしました。

 

「○月○日の土曜日に12時半から7名で、名前は○○です。」と告げたところ、

「はい、分かりました。」とだけ言われたので、復唱してくれないの!?と慌てて私が復唱しました。「○月○日の土曜日に12時半から7名で、○○が伺いますのでよろしくお願いします。」…。

 

だ、大丈夫なのか!?はい、分かりましただけでノートとかメモ帳に書き忘れなんてされていたらどうしよう…と思って家族に不安を吐露するも、大丈夫だって、そんなの忘れられる事ないから、日本だったら予約をちゃんとメモしてなかった店側が責められるから、と言われてしまいました。

 

本当に…?でも店員さんだって忙しかったらうっかり忘れるかもしれないし。。疑って申し訳ないけれど電話に出たのが若い学生さんの様な声だったので、空返事はいいがメモ忘れとかあるんじゃない?と予約日直前まで不安にかられていました。

 

あまりの不安具合に、家族にやはりもう一度念のため電話をして予約を取れてるか聞こうと思う、と言ったら大げさすぎる、心配するな、と笑われてしまいました。

 

そうか、私は大げさなのか…と思い電話で再確認は控え、最悪の事態を覚悟しながら当日レストランへ向かったところ、あっさり座席に通され当然の事7名が座れる様にテーブルのセッティングがされていました。

 

あぁ、、やっぱり杞憂だったのねん。

 

でも…ドイツとかスイスじゃあ電話で予約忘れなんてよくある事なので当日になっても不安でイライラなんて珍しくもないのです。そのトラウマ経験が今回の日本での電話予約に対する不安を煽ったようでした。

 

そして電話予約がちゃんと機能した感動をドイツ人夫に伝えましたが、ドイツだってそんないつもいつも電話予約が忘れられる訳ではないじゃないか、と言われて…まぁ確かに。。でも日本から来たばかりの頃は、電話予約を忘れられる経験すらした事がなかったのでかなり驚いたんだよな~…。

 

その②:若い女性はおばあちゃんみたいなものが好き

これは以前、ドイツ人夫に言われて憤慨した事なのですが、なぜ日本人の若い女性はおばあちゃんが好むものをあえて購入するんだ、という発言でした。

 

具体的にはボディラインの強調されないふんわりしたフォームの自然素材のワンピース、そして場合によってはそのワンピースに小花柄があったり。あとビルケンストックのようなつま先が大きく丸くなった履き心地の良いシューズ、細かい装飾がほどこされたブローチやポーチ、ハンカチなどの小物。

 

私も小花柄のワンピースは好きなので、結構着るのですがドイツ人夫からするとおばあちゃんを連想させる、との事でした。細かい装飾のある小物ももちろん大好き。

 

以前、こんな事を言われたので、君、失礼じゃないか!日本人女性は細部の美しさや自然素材に価値を見出しているのだよ!!と反論したのに今回帰国してデパートなどに行った時に「なぜこんなにおばあちゃんアイテムみたいなものが沢山?!」と無意識に思ってしまったのです。

 

ショックでした…この感覚に私は染まる事はないだろう、と思っていたのに。

ドイツのおばあちゃん達が持っていそうなものが若者向けに日本では売られている、と本当に無意識に思ったのです。

 

日本に住んでいた頃に好んで行ったヨーロッパのヴィンテージものを扱うお店に入って陳列されたワンピースを見ながら、「あかん、完全にドイツのおばあちゃんが着てるやつや!」と思い、ゴールドの小物やアンティーク雑貨までおばあちゃんの家にありそう!と思ってしまってすぐさまお店から出てしまいました。

 

これは、日本の若い女性の感覚を批判しているのではないです。

言いたかったのは、私の感覚がいかに自然にドイツ+スイス的感覚に流されているかというところです。。元から好きではない方向ならともかく、自分も好きだったのに!…。私が流されやすいだけなのか、割と普通の事なのかは不明です…。

 

その③:女性専用車両はどう使う?

平日の朝早い時間に電車に乗りたかったので、どうせ混むなら女性専用車両に乗ろうと思って行列に並び電車を待っていました。

駅のアナウンスで「○○車は女性専用車両です。ご理解とご協力をお願いします。」的な事が聞こえてきて、なんて抽象的な…と思ってしまいました。

 

女性専用車両なんだから女性しか使ってはいけない事は分かるはずなのですが、こういう時ドイツ+スイスでは「○○車は女性専用車両です。それゆえ女性しかご使用になれません。女性以外は乗車しないで下さい。」まで言う気がするのです。

 

日本語の「ご理解とご協力をお願いします。」にその意味が込められているとは思うのですが、ドイツ+スイス生活の影響か、そんなやんわり言うだけで大丈夫!?と心配になりました。

 

ま、ちょっと私が大げさになりすぎてるだけかもしれませんが…。

特にドイツでは個人での会話では鬱陶しい位に注意喚起は何度もするのが当たり前だったので、やたらと長い私の説明とかはドイツ生活の賜物でして、ここまでシンプルに言われてしまうと驚きでした。

 

「○○車は女性専用車両です。それゆえ女性しかご使用になれません。女性以外は乗車しないで下さい。」まで言ったら直球すぎて、しかも説明が重複して日本では嫌がられてしまいそうだな、と思うのでやはり単純に文化の違いですね。

 

以上、驚いた出来事を三つまとめてみました。

まだまだ他にもありますが、気が向いた時にでもまた書いてみたいと思います。